AIスタートアップのAnthropicが韓国のテレコム大手SK Telecomから1億ドルを調達

Anthropicは、元OpenAIのリーダーたちによって共同設立された人工知能スタートアップで、SK Telecom（SKT）のベンチャーキャピタルアームであるSK Telecom Venture Capital（SKTVC）を通じて、1億ドルの資金調達を行うことが発表された。

Anthropicは、クロードと呼ばれるAIシステムを開発しており、企業がタスクを管理するためのもので、検索、回答の生成、ワークフローの自動化、コーディング、自然な会話文の処理などを実行できる。

SKTは、Anthropicと共同で、グローバルなテレコム企業向けにカスタマイズされた多言語大規模言語モデルを共同開発する計画を発表した。

SKTは、Anthropicと共同でグローバルなテレコム企業を含む潜在的な顧客に対して、LLMを使用した様々なAIサービスを提供する予定。SKTは、韓国語版BERTの開発を2018年に開始し、昨年ベータ版でチャットボットA.をリリースし、6月にはMicrosoftのAzure Open AIクラウドコンピューティングサービスである「Chat T」機能をA dotに追加することでチャットボットをアップグレードした。