AIパワードのBeFakeが、BeRealのパロディではなく本物であり、300万ドルの資金を調達

image credit:BeFake

AIパワードのBeFakeが、BeRealのパロディではなく本物であり、300万ドルの資金を調達

uniqorns編集チーム 2023.08.31

Gen Zアプリ「BeReal」のコンセプトとAI技術を組み合わせたソーシャルネットワークアプリ「BeFake」が、Alias Technologiesによりリリースされたことが明らかになった。

このアプリは、フロントカメラとバックカメラを使用して写真を撮影し、AI技術を使用してカスタマイズすることができる。また、アプリ内のプリセットやカスタムプロンプトを使用して、自分だけのオリジナル写真を作成することもできる。

Alias Technologiesは、AIを活用した社交アプリを作成するための応用AI企業だ。
このアプリは、BeRealのリアルタイムソーシャルネットワークのコンセプトを踏襲しており、プッシュ通知による投稿を可能にしている。ただし、BeFakeは、ユーザーがテキストプロンプトを入力することで、自分の写真をAIで加工することができる。このアイデアは、完全に自分自身である必要はなく、自分自身の創造性を表現できるようにすることを目的としている。

このアプリは300万ドルのシード資金を獲得した。Alias Technologiesは、Kristen Garcia DumontとTracy Laneが2021年に設立した会社だ。彼らは、ゲーム会社Machine Zoneのエグゼクティブチームであり、両社は2020年にAppLovinによって買収された。DumontはCEOを務め、2つの売れ筋モバイルゲームの開発とローンチをリードし、LaneはCOOを務め、コミュニティ、モデレーション、コンプライアンス、プラットフォームパートナーシップを担当した。

BeFakeは、App StoreとGoogle Playでリリースされ、週単位で3桁の成長を遂げているとのことである。アプリのユーザー数やダウンロード数については、アプリがリリースされたばかりのため、まだ公表されていない。アプリは、$2.99/週、$9.99/月、または$99.99/年のサブスクリプションによって収益を上げており、ユーザーはAI画像を作成するためのコンピュート時間を支払うことができる。アプリは、AIで変更を加えることができ、オリジナルの写真とAI画像を切り替えることもできる。

BeFakeの創設者は、ゲーム業界での経験を活かして、ユーザーの好みに応じてアプリをアップデートし、ユーザーとの関係を長期的に維持する戦略をとっている。