AI放射線治療計画支援サービスの社会実装を目指すアイラト株式会社がシードラウンドにて8,000万円の資金調達

AI放射線治療計画支援サービスの社会実装を目指すアイラト株式会社がシードラウンド8000万円の資金調達を実施した。

アイラト株式会社は、「放射線治療ですべてのがん患者を救う」というミッションを掲げ、AI放射線治療計画支援サービスを開発している。この度、アイラト株式会社は地域課題の解決に取り組む起業家を支援するCentral Japan Seed Fund（CJS）やGxPartners、株式会社FFGベンチャービジネスパートナーズ、株式会社Midvillageからの第三者割当増資により、8000万円の資金調達を実施した。

この資金調達は、アイラト株式会社の事業及びプロダクト開発、そして今後の事業展開において特に重要な人材採用や組織基盤の強化に充てられる。

AI放射線治療計画支援サービス（RatoGuide: ラトガイド）は、放射線治療の一環である強度変調放射線治療（IMRT）の課題を解決するために開発された。放射線治療におけるIMRTは、治療効果が高く負担が少ないというメリットがあるが、経験による治療成績のばらつきや医療スタッフの不足などの課題もある。RatoGuideはAIを活用して、腫瘍や正常組織の輪郭抽出や照射領域の決定、安全性検証などを自動化し、高品質で安全な放射線治療計画を提供する。

アイラト株式会社は、この資金調達を通じてさらなる成長を目指し、放射線治療の可能性を拡大し、がん患者の救済に貢献していくことを目指している。

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