AIとIoTを活用してムダな「待つ」をなくすサービスを提供する株式会社バカンが資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.02.06
株式会社バカンは、AIとIoTを活用してムダな「待つ」をなくすサービスを提供するスタートアップ企業であり、第三者割当増資による資金調達を実施した。今回の調達額は、米ペガサス・テック・ベンチャーズが運用する株式会社ジャパネットホールディングスのCVCファンド、株式会社ウイング・キャピタル・パートナーズ、山梨中銀SDGs投資事業有限責任組合を引受先としている。
アフターコロナにより、混雑解消や抑制のニーズが高まっており、株式会社バカンが提供する「待つをなくす」サービス群の導入が進んでいる。また、トイレ広告メディア「アンベール」も成長を続けており、累計設置数が10,000箇所を突破した。
今回の資金調達を経て、株式会社バカンはさらなるサービスの導入加速と顧客体験の向上を目指し、投資を強めていく。また、各社との連携を通じて、観光や宿泊、商業などの領域における混雑や待ちの課題を解決する「待つをなくす」プラットフォームの構築を目指し、事業の展開を加速させる。
株式会社バカンは、経済産業省が選定する官民による支援プログラムJ-Startup 2019選定企業である。IoTやAIを活用して、レストラン街、カフェ、トイレ、観光地、避難所、投票所などあらゆる場所の空き状況を検知し、デジタルサイネージやスマートフォンに配信している。また、空き状況の可視化だけでなく、混雑の抑制・管理も行っており、空き/混雑情報を起点としたムダな「待つをなくす」DXサービスを幅広く提供している。