AIスマートカメラ「SiNGRAYシリーズ」とスマートクラウドサービスを提供するHMS株式会社がシリーズA2で3億円を資金調達-累計調達額は8.6億円に

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AIスマートカメラ「SiNGRAYシリーズ」とスマートクラウドサービスを提供するHMS株式会社がシリーズA2で3億円を資金調達-累計調達額は8.6億円に

uniqorns編集チーム 2024.04.02

HMS株式会社(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:胡 振程)は、シリーズA2ラウンドの資金調達を実施した。
本ラウンドでは、九州広域復興支援投資事業有限責任組合(運営者:REVICキャピタル株式会社およびロングブラックパートナーズ株式会社)、株式会社正興電機製作所、株式会社QTnet、佐銀ベンチャーキャピタル投資事業有限責任組合第五号(運営者:株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング)を引受先とし、総額3億円を調達した。これにより、2018年9月の創業からの資金調達累計額は8.6億円となった。
また、今後追加引受及びデットでの調達についても計画しており、資金調達額は更に増加する見込みである。

HMS株式会社は創業以来、画像解析AIを独自に開発し、自律性型ロボットなどの移動や動作に必要なSLAM機能を実装する3Dセンサや工場自動化(FA)向け産業カメラを提供してきた。

同社の創業事業であるスマートデバイス事業におけるハードウェア・ソフトウェアの両面開発が可能なノウハウを活かして、既存のIPカメラ(防犯カメラなど)を活用したクラウド協働型のAIサービスをAWSと共同開発し、スマートクラウドサービスを展開している。このスマートクラウドサービスは工場、プラント、商業施設、病院、交通インフラなど幅広い分野で活用できるようなカスタマイズ性の高いサービスではあるが、より導入・設置を容易にするために業界特化型のサービスもリリースした。ファーストリリースとしては、小売・サービス業のマーケティング支援サービス『StoreSense』を地場ディスカウントストアでの実証実験後、リリースした。

今後は調達した資金をもとに、新製品の開発及びサービスの拡張開発、当該製品・サービスのマーケティング、採用活動の強化、コーポレートガバナンスの充実に取り組むことで、成長性の高い事業基盤を構築し、AI技術を誰でも、簡単に、低価格で利用できる世界の実現に向け、より一層邁進していく。


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