AIベースの市場情報企業アルファセンス、25億ドルの評価額で1億5000万ドルを獲得

市場情報は、組織が産業、他の企業、トレンドなどに関する情報を収集し、それをビジネスの意思決定に活用するためのデータを指す。こうした市場情報は、この数十年で独自の巨大な産業となり、今年の収益は約840億ドルに達すると予想されている。

新しい技術であるChatGPTなどの新しいイノベーションが市場を食い荒らす中、この分野で大きなスタートアップの1つであるAlphaSenseは、成長の機会を追求するために1億5000万ドルの資金調達を発表した。

このEラウンドは、ニューヨークに拠点を置くAlphaSenseの評価額を25億ドルに引き上げるもので、Bondを中心にCapitalG（Alphabetの大型投資に焦点を当てたファンド）、Viking Global Investors、Goldman Sachs、そして新たなバッカーであるBAM Elevateも参加している。

AlphaSenseは、市場情報の収集や分析に特化したプラットフォームであり、企業の戦略的な意思決定をサポートする。AlphaSenseは、様々な情報源からデータを収集し、機械学習と自然言語処理技術を活用して、わかりやすい形で情報を提示する。