認知症リスク判定AI「AICOG」を開発する株式会社AI予防医学研究所、シードラウンドにて5000万円の資金調達を実施

認知症リスク判定AI「AICOG」を開発する株式会社AI予防医学研究所は、シードラウンドで5,000万円を調達した。

日本は超高齢社会に突入しており、認知症をはじめとする高齢者疾患の予防は、医療費の抑制や社会の活性化に寄与する重要な課題である。特に、疾病が発症する前段階での早期予防が求められている中、AI技術を活用した健康管理がますます注目を集めている。
同社は、AIを利用した認知症リスク評価モデル「AICOG」を開発し、特別な検査を必要とせず、一般の健康診断データのみでリスク推定を行うことができる。この特徴により、過去の健診データを解析し、広範囲にわたるスクリーニング検査が可能となる。

今回の資金調達の目的は、サービス開始に向けた基幹システムの開発や営業体制の構築、内部データ管理の整備などである。これにより、AIを活用した認知症予防プラットフォーム「AICOG」の普及を進める計画である。

株式会社AI予防医学研究所ウェブサイト