AI21 Labs、シリーズC追加ラウンドにて5,300万ドルの資金調達
uniqorns編集チーム 2023.11.21
Generative AIスタートアップのAI21 Labsが、OpenAIの混乱の最中に資金調達を行った。新たな資金調達ラウンドであるシリーズCに5300万ドルの追加資金を獲得し、AI21 Labsの総調達額は3億3600万ドルとなった。これにより、AI21 Labsの評価額は変わらず14億ドルとなる。
AI21 Labsは、テキスト生成AIツールを開発するテルアビブに拠点を置くスタートアップで、AI21 Studioという開発者向けプラットフォームやWordtuneというAIアシスタントを提供している。
AI21 Labsのモデルは、要約、言い換え、文法修正など、特定の生成AIの使用例に対応しており、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、オランダ語など、ますます多くの言語をサポートしている。
AI21 Labsは、OpenAIやCohere、Anthropicなどの他の資金力のあるスタートアップと競合している。また、Google、AWS、MicrosoftもAI21 Studioに匹敵するツールを提供している。
AI21 Labsは、AI21 Studioのパートナーシップを通じてDataikuやAmazonと提携し、顧客の勢いを増している。AI21 Labsは、フォーチュン100社を含む「いくつかの」大企業を顧客として抱えており、Wordtuneだけでも1000万人以上のユーザーがいる。
AI21 Labsの資金調達は、Intel CapitalとComcast Venturesなどの新規投資家からの参加を得て実現した。AI21 Labsは、この資金を製品開発とスタートアップの人員拡充に充てる予定である。