AI画像編集アプリのPhotoroom、5億ドルの評価額で4,300万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2024.02.27
Photoroomは、オンラインビジネスを行う人々をターゲットにしたAIベースの写真編集アプリで、パリを拠点に急成長している。
CEO兼共同創設者のMatthieu RouifとCTOのEliot Andresによって設立されたPhotoroomは、最新の資金調達ラウンドを確定したことを発表した。
このラウンドでは、新規投資家であるAglaéと前回の投資家であるY Combinatorも参加し、Balderton Capitalがリードした。
このラウンドにより、Photoroomの評価額は5億ドルとなり、これまでの総調達額は6400万ドルに達した。
Photoroomは、年間50億枚以上の画像を処理し、アプリのダウンロード数は1.5億を超えている。また、PhotoroomはAPIおよびWebインターフェースを通じて利用可能である。
今回の資金調達により、Photoroomはさらなる人材の採用と研究開発・インフラへの投資を計画している。
Photoroomは、AIアプリケーションを構築する多くのスタートアップとは異なり、独自のモデルを開発しているため、計算能力への投資や画像の権利の取得などが必要だ。
Photoroomは、より効率的で操作性の高いモデルの開発を続けるために、技術的な人材を探している。
Photoroomは、商品写真の作成に特化したAIモデルを提供しており、プロのスタジオで撮影されたかのような一貫したスタイルの商品画像を作成するためのツールも提供している。
また、AIによる背景生成やシーンの拡張、画像編集ツールなど、さまざまな機能も備えている。