運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」を展開する株式会社Alpaca.Lab、約3億円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社Alpaca.Lab

運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」を展開する株式会社Alpaca.Lab、約3億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.11.28

運転代行配車プラットフォーム「AIRCLE(エアクル)」等展開する株式会社Alpaca.Labは、株式会社MIXI、株式会社サカイ引越センター、株式会社ベクトル、Open Network Lab・ESG1号投資事業有限責任組合、XTech1号投資事業有限責任組合、仲村秀一朗氏、株式会社NKC ASIA、株式会社すこやかホールディングスにより約3億円の資金調達を実施した。これにより、同社の累計調達額は約8億円となる。

同社は、運転代行配車プラットフォーム「エアクル」を沖縄県を起点に全国8エリアで展開しており、2020年8月から一般利用者向けサービスを開始している。これまでに16万ダウンロードを達成し、600業者以上が登録している。累計注文数は40万件を突破し、業界内での地位を確立しつつある。

さらに、2024年には新たにドライバー提供プラットフォーム「エアクルワン」を提供開始する予定であり、これにより運転代行事業者が不足している地域において一般企業が参入できるようになる。これにより、ドライバー不足の解消にも寄与することが期待されている。また、市場の健全化を見据えたドライバーの人材研修や育成を通じて、安全性と安心感の向上を図っていく方針である。

今回の資金調達によって、「エアクル」の地域展開と「エアクルワン」のサービス拡大を推進する。特に保険や新機能を備えたドライバー提供サービスの拡充を目指しており、ドライバー不足に悩む企業や飲食店、法人への営業を強化する。さらに、独自のAIによる需要予測を導入し、効率的な配車とサービスエリアの最適化を図っていく。

今後、運転代行市場における人手不足の解決やコスト削減を通じた市場の健全化を推進していく予定である。また、第一種運転免許を保持するドライバー全員が移動の主体となれる仕組みを提供し、地域社会へ貢献していく。




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