Ambience Healthcare、AIアシスタントに7,000万ドルを調達 OpenAIとクライナー・パーキンスが主導
uniqorns編集チーム 2024.02.06
Ambience Healthcareは、医療と人工知能を結びつけるスタートアップであり、医療機関が医師の大量の管理業務を効率的に行うための「オペレーティングシステム」を開発している。同社は、このビジネスを拡大するために7000万ドルの資金調達を行った。資金調達ラウンドは、Kleiner PerkinsとOpenAIのスタートアップファンドが共同リードした。これにより、Ambience Healthcareの総資金調達額は1億ドルに達した。
Ambience Healthcareは、アメリカを中心に、心臓病学、腫瘍学、小児科、耳鼻咽喉科など、様々な外来専門分野に関連する臨床業務に焦点を当てている。同社の製品は、医師が患者を診察する際に記録し、処理する必要のある多くのデータポイントをカバーしている。
この資金調達には戦略的な要素も含まれており、Kleiner PerkinsとOpenAIは他のAIスタートアップへの共同投資を行っている。Ambience Healthcareの共同創業者であるMichael Ng氏とNikhil Buduma氏は、MITで出会い、医療の経験からこの領域に取り組むことを決めた。
Ambience Healthcareは、医師の重要な業務である管理業務に取り組んでおり、その製品は医師の業務効率を向上させることを目指している。同社の製品は、医師が患者との会話の内容を自動的に記録し、診療に関連するデータを分析する。また、手続きの向上や他の専門家への引継ぎを支援する機能も備えている。
Ambience Healthcareは、AIを活用した医療分野での革新的なサービスを提供しており、今回の資金調達によりその成長を加速させることが期待される。