Amoda、手間のかからない建設体験を提供するために新たな資本を確保

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Amoda、手間のかからない建設体験を提供するために新たな資本を確保

uniqorns編集チーム 2023.10.16

インドネシアの不動産・建設スタートアップ、Amodaは、新たな資本を確保した。これには、リターン投資家であるEast Venturesが再びバックアップとして参加している。

このニュースは、Amodaが公表した未公開のシードラウンドによる資金調達であることが明らかになった。具体的な調達額は明らかにされていないが、この資金は主に製品、技術、および運用能力の拡大に使用される予定である。

Amodaは、インドネシアでの建設プロジェクトの実態についての調査結果を発表した。その結果、10件の建設プロジェクトのうち9件が遅延し、7件が予算超過していることが明らかになった。原因は、労働集約的なプロセスと複雑な供給チェーンにある。

Amodaは、建設プロセスの最適化により、通常10%〜20%のコスト削減が実現されると述べている。また、建設をよりスケーラブルで予測可能かつ持続可能にするために、技術の統合が重要であると強調している。

このスタートアップは、ジャカルタとバンドンを拠点としており、これまでに200以上の建設資産を管理し、50以上の請負業者と30以上の土地所有者と協力してきた。その顧客には、国営企業のPLNとPTPN、大手ECサイトのBlibli、F&B企業のJiwa Groupなどが含まれている。
今後、Amodaは倉庫や住宅など、他の建設セグメントにも進出する計画である。