Antithesisが4,700万ドルを調達し、ソフトウェアの自動テスト・プラットフォームを立ち上げる

Image Credits: Antithesis

Antithesisが4,700万ドルを調達し、ソフトウェアの自動テスト・プラットフォームを立ち上げる

uniqorns編集チーム 2024.02.14

Antithesisは、ソフトウェアのテストが難しいという課題に取り組む新しい企業である。

本日、ステルスモードから抜け出したAntithesisは、分散データベースプラットフォームのFoundationDBを開発したチームによって設立された。

Antithesisの製品は、別のプロダクション環境とは分離された仮想ハードウェア、サービス、ネットワーキングコンポーネントを備えた環境で、開発中の最新バージョンのソフトウェアを連続的にスキャンし、バグを見つけた場合には再現し、デバッグ情報を提供する。このアプローチにより、開発者が独自のテストを手動で書かなくても済むため、通常は時間のかかる作業が不要になる。

Antithesisは、さまざまな条件と事前定義されたプロパティでソフトウェアを実行し、意図しない動作を報告する。興味深い動作が見つかると、Antithesisはシステムの状態のコピーを作成し、そのポイントからの可能な結果を探求する。異常なログを生成する経路を「より強く」探求する。

Antithesisは、Amplify Partners、Tamarack Global、First In Ventures、そしてHoward Lerman(YextおよびRoamの創業者)を含むエンジェル投資家から4700万ドルのシードラウンドをクローズした。

このシードラウンドは異例の大規模なものであり、Antithesisの評価額は2億1500万ドルとなる。

バージニア州に拠点を置くAntithesisは、すでにPalantir、Ethereum、MongoDBなどの顧客と協力しており、その他の「大企業」とスタートアップとも取引を行っています。
今回の資金調達により、Antithesisは営業およびマーケティングチームの拡大、エンジニアリングおよび研究の強化、および機能と製品開発のサポートを行うことができる。