ArmorCode、セキュリティ・データの一元化を目指し4000万ドルを調達

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ArmorCode、セキュリティ・データの一元化を目指し4000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.12.04

アーマーコード(ArmorCode)は、アプリおよびソフトウェアインフラストラクチャから脆弱性データを収集し、それを単一の場所に統合して標準化し、分析のために活用するサイバーセキュリティプラットフォームである。

同社は、HighlandXをリードとするシリーズBラウンドで4000万ドルを調達し、NGP Capital、Ballistic Ventures、Sierra Ventures、Cervinなどが参加した。

調達資金の合計額は6500万ドルに達し、この資金はスタートアップのマーケット展開の強化、製品・エンジニアリングチームの拡大、新たなAIおよびソフトウェアサプライチェーンの機能追加、およびヨーロッパにおけるパートナーシップの拡大に活用される予定である。

アーマーコードは、ソフトウェアとインフラストラクチャの脆弱性を特定することを目的としており、コンテナ(ソフトウェアが実行される独立した環境)およびパブリック・プライベートクラウドを含む企業のソフトウェアとインフラストラクチャの脆弱性を「ロール別」のダッシュボードで可視化する。また、脅威インテリジェンスツールによるリスクスコアリングや攻撃の軽減策の提案に加えて、これらのダッシュボードはセキュリティチームやそのメンバー個々に対するトレーニングも提供する。

アーマーコードは、エンタープライズ規模のプラットフォームとして独自の地位を築いている。同社の年間繰り返し売上高は、昨年に比べて400%増加し、メディア・エンターテイメント、ホスピタリティ、ヘルスケア、コンサルティング、金融などの業界の数十の大企業において採用されているとのことである。