
Image Credits: アローサル・テクノロジー株式会社
AIツール特化型のeラーニングサービスを通じてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するアローサル・テクノロジー株式会社、プレシリーズAラウンドにて総額2億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.12.25
AIツール特化型のeラーニングサービスを通じてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するアローサル・テクノロジー株式会社は、プレシリーズAラウンドで総額2億円の資金調達を実施した。
近年、生成AIの市場が急速に拡大する中、企業内での人的資本のリスキリングの重要性が高まっている。OECD加盟国38ヵ国中、日本は31位という不名誉なデータを抱えており、2040年には1,000万人を超える未曾有の人材不足が予想されている。
このような背景を受け、アローサル・テクノロジー株式会社は、オフショア開発人材の登用を基に、様々な顧客のプロダクト開発を支援してきた。2015年からはAIインテグレーション事業を開始し、2022年末からは生成AIの登場を受けてAIリスキリング事業とAIコンサルティング事業をスタートさせた。
このように、アローサル・テクノロジーは10,000名を超える方に研修を行うことができたが、依然として進化するAI技術や増加するAIツールに対して、働く人々がついていけない状況が続いている。Okataのレポートによると、企業への平均アプリ導入数は93個であり、大手企業においては231個に達するというデータが示されている。アジアの企業は58個というデータもあるが、今後は多くのアプリやツールを活用せざるを得ない状況になることが予想されている。
これらの課題を解決するために、アローサル・テクノロジーは『WA2(ワッツ)』というeラーニング搭載型AIツール攻略メディアを立ち上げた。このサービスにより、職種別や難易度別にAIに関する記事をまとめ、AIツールを学ぶことができるeラーニング機能を提供している。
今回の資金調達により、サービスの認知度向上やプロダクト強化、eラーニングコンテンツの開発のための採用を強化する計画である。