ニセコにて超富裕層向けホスピタリティ事業を展開する株式会社Asyatt.、20億円の資金調達を開始

ニセコにて超富裕層向けホスピタリティ事業を展開する株式会社Asyatt.（本社：北海道ニセコ町、代表取締役：渡辺一誠）は、2024年5月22日に開催された臨時株主総会において、サービスの更なる向上およびマーケットの拡大を目指し、20億円の資金調達を開始することを決定した。

Asyatt.はユニークな体験をデザインする、トラベル・エクスペリエンス・パートナーである。北海道・ニセコを中心に超富裕層向けインバウンドコンテンツの開発・運営を手がけている。自然に触れ、エナジーをもらい、大地に抱きしめられる特別な体験。同社が提案するプログラムは、ゲストが自然に心を委ねることによって自信を取り戻すことを目的としている。予約してから次の目的地に旅立つまで、その全てを忘れられない1つのストーリーとして案内する。

今回の資金調達の対象は、国内外のラグジュアリーマーケットやリゾート、インバウンド事業による地方創生に関心を持つ事業者やファンドを予定している。また、チームの強化を図るため、アドバイザリーボードやハンズオン等のチームメンバー兼株主となる人材も合わせて募集する。

本ラウンドを通じて、Asyatt.は以下の5つの取り組みを進めてまいく。
グローバル・ハイブランドとの提携：ニセコは世界有数のリゾートとして認知されつつあるが、その収益性については、未だ欧米の著名なリゾートに比べ大きな差があると認識している。最大の差は、グローバル・ハイブランドのインフルエンスパワーによる真のリゾート化である。同社はこれまでも高級シャンパンブランドや高級プロパティ・プロバイダーとの提携を推進してきたが、さらにそのコラボレーションを拡充していく。
海外スノーリゾートへの展開：アジア視点で見た時、まだ伸び代のあるスノーリゾートはアジアに多くあり、大きな潜在市場と考えられる。そのようなリゾートへ、スキー場以外のアウトドア・コンテンツを創出する弊社の強みを活かしたノウハウを提供する。
ニセコにおけるアセットの確保：ニセコにおけるリゾート開発が活況になることで、それに伴う商業施設等の整備が急務になってきた。同社が持つホスピタリティ領域に対する知見を活かし、商業施設等の不動産アセットを確保することにより、企業としての基礎体力を向上させる。
インバウンド事業による地方創生を狙う自治体、企業のためのホスピタリティ・コンテンツ開発および運営：地方のインバウンド事業の喫緊の課題は、付加価値を高め、一人当たりの観光消費額を引き上げることである。同社が持つ観光地のコンテンツを再評価し、強みを顕在化し、強みを組み合わせることで収益を最大化するノウハウを、他の観光地においても展開してまいく。
同社顧客リストへのクロスセール： 弊社が持つUNHW（超富裕層）を初めとするクライアントリストに対し、同社がコンテンツ・開発に関わった他の観光地へのクロス・セールスを実施する。
これらの5つの取り組みを通じて、収益の増加と組織の拡大を目指す。それには、各取り組みがもたらす収益源の多様化、新しい市場の開拓、そして既存のサービス強化が含まれる。また、これに伴い、事業運営の効率化と専門人材の獲得により、組織の基盤を強化し、さらなる成長を実現する。

株式会社Asyatt.ウェブサイト

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