BabyJam、プレシリーズAラウンドで累計1.5億円を調達しブランド名を「minc」へと刷新

株式会社BabyJamは、アーティストとインフルエンサーをマッチングするサービス「Meme」の運営を手がけており、同サービスのプレシリーズAラウンドで、第三者割当増資による総額1.2億円、累計1.5億円の資金調達を実施した旨を発表している。

NESベンチャーキャピタルをはじめとする既存投資家に加え、株式会社セレス、山口キャピタル、WONDERTAINER FUNDを新たに引受先として迎えた。累計調達額は1.5億円である。

今回の資金調達に伴い、ブランドの刷新と人材募集を行っており、ブランド名を「Meme」から「minc」へ変更し、ロゴ含むブランドアイデンティティを刷新することで、グローバル展開を推進していくと発表している。

「Meme（新：minc）」は、音楽アーティストとインフルエンサーのマッチングプラットフォームであり、インディーズアーティストや他の楽曲を、TikTokをはじめとするSNSでインフルエンサーに依頼して投稿してもらうことでメディア露出を高めることができる。インフルエンサーは、楽曲を使用した動画を投稿することで報酬を得ることができ、これまで依頼や値段交渉、細かい条件のすり合わせ等が必要だったインフルエンサーマーケティングをアプリひとつで完結することが可能である。

リリースから1年で登録インフルエンサーは約4000人、登録アーティストは約1000組に上っており、実施したプロモーションは2000件以上である。

今回の調達に合わせ、プロダクトを大幅にアップデートし、名称を「Meme」から「minc（ミンク）」へと変更する。また、これまでインフルエンサー側とアーティスト側のアプリが別々だったものを一本化してアップデートし、UXの向上を図り、音楽アーティストおよびクリエイターの数・質の向上を図っていく。

「minc」は、これからも世界のDIYアーティストを支援し、音楽プロモーションサービスにおける新たなデファクトサービスに成長し続けることを目指している。