地熱エネルギー産業の世界的な拡大を目指すベースロードキャピタル、5,300万ユーロ(約84億円)の資金調達を実施

Image Credits: ベースロードキャピタル

地熱エネルギー産業の世界的な拡大を目指すベースロードキャピタル、5,300万ユーロ(約84億円)の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.05

ベースロードキャピタルは、スウェーデンに本社を持つ企業であり、地熱エネルギー産業の世界的な拡大を目指している。同社はシリーズBラウンドにおいて5,300万ユーロ(約84億円)の資金を調達した。この資金調達は、地熱エネルギーの開発における新たなステップを示している。
同ラウンドでは、主な投資家としてENGFが参加し、過去に投資を行ったベーカーヒューズ社、Nefco社、Breakthrough Energy Ventures社、Gullspång Invest社などの既存株主も参加している。

ベースロードキャピタルは、未利用の地熱資源を開発し、業界全体を拡大するためのグローバルなプロジェクトポートフォリオを構築している。

この資金は、現在の8つのパイロットプラントの商業化とプロジェクトポートフォリオのさらなる開発に使用される予定である。地熱エネルギーは、クリーンで24時間365日利用可能な世界最大の未開発エネルギー資源であるとされ、ベースロードキャピタルは、200ギガワット(電力)/5000ギガワット(熱)の未利用資源の開発を目指している。

ベースロードキャピタルは、24時間365日利用可能なクリーンな電力と熱源である地熱エネルギーを拡大するためのパートナーシップをリードしており、地熱市場の拡大は、クリーンエネルギーの未来に向けた重要なステップであり、持続可能な社会の実現に向けた貢献を果たすことが期待されている。

ベースロードキャピタルウェブサイト