非侵襲的大腸がんスクリーニングAIの研究開発・実用化を進めるBoston Medical Sciences株式会社、資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.10.08
非侵襲的大腸がんスクリーニングAIの研究開発・実用化を進めるBoston Medical Sciences株式会社は、この度、グローバル・ブレイン株式会社が運営する、明治安田未来共創投資事業有限責任組合より資金調達を実施した。
近年、大腸がんは日本国内においても増加傾向にあり、早期発見が重要とされている。従来のスクリーニング方法は、患者にとって侵襲的であることが多く、心理的な負担も大きい。
しかし、Boston Medical Sciences株式会社が開発を進めるAI技術は、非侵襲的でありながら高い精度でスクリーニングを行うことが可能である。
このプロジェクトの特徴は、AIを活用して大量のデータを解析し、個々のリスクを評価する点である。具体的には、患者の健康情報や生活習慣を基に、がんのリスクを予測するアルゴリズムを用いる。このことにより、早期に危険信号をキャッチし、適切な医療介入を行うことができる。
また、Boston Medical Sciences株式会社は、医療機関との連携を強化し、実用化に向けた研究を加速させる方針である。これにより、より多くの患者がこの新しいスクリーニング手法を受けられるようになることが期待されている。