ChatGPTと統合する企業向け会話AIプラットフォームDruidが3,000万ドルを調達

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ChatGPTと統合する企業向け会話AIプラットフォームDruidが3,000万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2023.09.12

米国の投資ファンドTQ Venturesがリードし、Smedvig Capital、GapMinder、Hoxton Ventures、Karma Venturesなどの欧州投資家も参加した、ルーマニア発のAIスタートアップDruidがシリーズBラウンドで3,000万ドル(約332億円)を調達した。Druidは、会話型AIプラットフォームであり、人工知能(AI)モデルとChatGPTの両方を活用している。企業が顧客サポートを自動化することを目的とし、24時間対応の会話アシスタントをトレーニングすることができる。

DruidがChatGPTを組み合わせることで、Druidは一般的な顧客クエリに対応するために知識をより多くの顧客に提供することができる。また、この統合により、Druidは顧客が使用する言語の意図を検出する能力も向上させることができる。Druidは、既存の会話型AIツールを活用して、多くのビジネスシナリオに対応している。

Druidは、今回の資金調達により、米国を中心にグローバル展開を加速する計画だ。Druidは、これまでに約2000万ドルの資金を調達しており、このシリーズBラウンドでさらなる成長を目指す。

Druidは、ルーマニアに本社を構え、従業員のうち3分の2が同国に拠点を置いている。Druidは、オースティン、メルボルン、ロンドンにも拠点を持っている。Druidは、今後数か月以内に、米国に本社を移転する予定だ。