AIを用いた高精度な不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを開発・提供している株式会社ChillStack、シリーズAラウンドにて資金調達を実施ー累計調達額は約3.5億円に

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AIを用いた高精度な不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを開発・提供している株式会社ChillStack、シリーズAラウンドにて資金調達を実施ー累計調達額は約3.5億円に

uniqorns編集チーム 2024.09.11

AIを用いた高精度な不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを開発・提供している株式会社ChillStackは、シリーズAラウンドで資金調達を実施し、累計調達額は約3.5億円に達した。今回の資金調達は、グローバル・ブレインが運営するフコクCVCファンド「THE MUTUAL for Next 100」を含む4社を引受先とした第三者割当増資、および金融機関からの融資によって実現した。

調達した資金は、不正経費自動検知クラウド「Stena Expense」の機能開発や、サイバーセキュリティ対策サービスのカバレッジ拡大、さらにこの領域での体制強化を目的とした人材採用に使われる予定である。

最近の調査によると、経理担当者の8割以上が経費申請のチェックに対して負担を感じており、さらに7割以上が電子帳簿保存法改正後に経費の間違いや不適切な申請が増加したと感じている。企業は経費申請のチェック負担軽減とガバナンス強化の両立が求められているのである。このような背景の中、同社はAIを活用した不正検知ソリューションの提供を強化し、企業が安心して業務を遂行できる環境を整備している。

ChillStackの提供する「Stena Expense」は、企業の個人立替経費の申請・承認データをもとに、不正検知AIが自動的に不正や異常な利用を検知するシステムである。このシステムは、経費精算データからの不正検出だけでなく、従業員の申請履歴を踏まえて判断することが可能であり、特定個人との多頻度利用や特定店舗での多頻度利用などの不適切な経費利用についても検出することができる。

同社は「自分たちが誇りに思える『AI × セキュリティ』ソリューションを創造し、企業が安心して前進できる社会を共創する。」というミッションを掲げている。

今後も、ChillStackはAI技術を駆使して、企業のリスク管理を効率化し、高度化するためのサービスを提供し、さらなる成長と発展が期待される。

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