テクノロジーの力で物流の効率化を実現する株式会社シマント、シリーズAラウンドにて2億円の資金調達を実施

Image Credits: 株式会社シマント

テクノロジーの力で物流の効率化を実現する株式会社シマント、シリーズAラウンドにて2億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.07.16

テクノロジーの力で物流の効率化を実現する株式会社シマント(本社:東京都中央区、代表取締役:和田 怜)は、シリーズAラウンドで約2億円の資金調達を実施した。新たにベンチャーラボインベストメント、ネクスウェイ、北陸地域ベンチャー投資事業有限責任組合等を引受先とした第三者割当増資である。この資金調達により、プロダクトの開発加速、およびマーケティング、さらに採用をいっそう強化していく。

株式会社シマントは、2014年に設立され、simount DWH、物流系ワンストップソリューション(配車業務プラットフォーム、TMS(配車管理システム)、物流DXコンサルティング、アジャイル型システム開発など)を提供している。
株式会社シマントは創業から培ってきたデータマネジメントの技術を活かし、現在は物流の「2024年問題」の解消に向けたソリューションを提供している。同社ソリューションの注力領域は企業間物流である。物流の大部分を占める企業間物流の大幅な効率化がなければ、「2024年問題」の解決は不可能である。この大きな課題の解決のために、同社は各業界の物流キープレーヤーと連携して、物流効率化ためのシステムを開発している。このシステムは各種TMSデータの取り込みに対応しているため、現在使用されているTMSを活かしながら導入することができる。また将来的には紙の運行日報をAI-OCRで読み込み、データ化する仕様にする。

今後、物流キープレーヤーとの共同開発を通じ、物流の実務の中でシステムの精度を高め、各業界の他の企業にも導入を働きかけていく。開発当初から各業界のキープレーヤーと協力することで、「物流システムに合わせたオペレーション」を現場に強いるのではなく、「業界の商慣習や現場の実情に最適化された物流システム」を開発・運用することが可能となる。今回調達した資金を活用し、同社は業界ごとの物流プラットフォーム構築をさらに推進していく。

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