Clerk、認証スタートアップが3000万ドルを調達し、Stripeとの戦略的契約を締結
uniqorns編集チーム 2024.01.23
Clerkは、アプリ開発者がユーザーの認証と管理を行うために使用できる埋め込み可能なUI、API、管理ダッシュボードのスイートを作成するスタートアップである。同社はCRVをリードとするシリーズBラウンドで3000万ドルを調達し、Stripe、Andreessen Horowitz、Madronaも参加した。Clerkはこれまでに合計5550万ドルを調達し、認証を超えて認可にも拡大するために資金を使う予定である。
Clerkは、Reactでコーディングされたドロップインコンポーネントを提供する認証のための開発者ツールを構築している。Clerkは、ユーザーデータを顧客の代わりに管理しながら、ボットのような悪意のある活動を検出しようとする。
Clerkは現在、月間アクティブユーザー数に基づいて価格設定されたセルフサービスプラットフォームであり、近々、Stripe Billingを統合する予定である。この統合は、Stripeからの投資によって一部促進されており、Colinによれば、両社の間で「戦略的なパートナーシップ」の始まりを示している。
Clerkは約1,300の有料顧客と、それらの顧客の管理下にある約1,600万人のユーザーを持っていると主張しており、Descope、Stytch、WorkOSなどの新興企業と競合している。Colinは、「2023年はClerkにとって素晴らしい年であり、2024年も引き続き加速が期待されている」と述べている。