株式会社CO2資源化研究所、総額約28億円の資金調達を実施

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株式会社CO2資源化研究所、総額約28億円の資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.05.29

株式会社CO2資源化研究所(本社 東京都港区 代表取締役 湯川英明 以下UCDI)は、K&Oエナジーグループ株式会社、ライオン株式会社等、下記の事業会社及び投資家を引受先とする第三者割当増資と、昨年末に採択された農水省助成金と合わせて約28億円の資金調達を実施した。その他引受先は、香川証券株式会社、株式会社光・彩、サンキャピタル株式会社、株式会社C&Rインキュベーション・ラボ、株式会社ミス・パリ、個人投資家3名である。

UCDIは2015年の設立以来、「革新的なバイオ技術を駆使して水素をエネルギー源にCO₂の資源化を実現し食糧問題と地球温暖化対策に貢献する」をミッションに掲げ、独自の「UCDI®水素菌」を核にCO₂を資源化する研究とその事業化に向けた取り組みを、多くの共同研究先企業とともに着実に進展させてきた。
今回の資金調達により、UCDI®水素菌由来の代替タンパク質原料のパイロットスケールでの製造技術を確立し、グローバル市場に本格参入する準備を加速する。

一方、CO₂原料のみならず、当社代表の湯川英明が長年にわたる研究で開発した「増殖非依存型バイオプロセス」を活用し、バイオマス資源由来のSAF(持続可能な航空燃料)や化学品の更なる研究開発と実装を実現していく。 こうした状況を踏まえ、本年3月に拡張移転した本社/研究所は、従来の3倍規模の2,000平米となり、プロテイン事業はじめ、SAFや各種化学品の研究設備の新設や研究規模拡大を図る。尚、来春2回目の第三者割当増資も計画しており、さらなる事業化スピードを加速する。



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