Common Trustが260万ドル調達し、ビジネスオーナーに従業員中心の事業承継計画を提供

米国のスタートアップ、Common Trustは、ビジネスオーナーが従業員中心の事業承継計画を作成できるよう支援するため、260万ドルを調達した。このラウンドは、Several Capitalというベンチャーキャピタル企業がリードし、SOSV、Fifty Years、Y Combinator、First Round Capital、Social Capitalなどの複数の企業が参加した。

Common Trustは、従業員がオーナーになることを促進することで、ビジネスオーナーが会社を引退する際に、事業承継をスムーズに行えるようにする。同社は、オーナーと従業員が信頼関係を築き、従業員が会社を所有することによって、事業承継を円滑に進めることができるとしている。

従業員中心の事業承継計画は、ビジネスオーナーが引退する際に、従業員に会社を売却することを促進する。これにより、従業員は会社のオーナーになり、ビジネスオーナーは引退することができる。Common Trustは、ビジネスオーナーが承継計画を作成するための支援を提供することで、このプロセスを簡素化することを目指している。

この資金調達により、Common Trustは、プラットフォームの開発を進め、事業主が従業員の承継計画を作成するのを支援することができるようになる。