ソーシャルセクターと企業向けに「寄付DXシステム」を提供するコングラント株式会社、株式会社グッドパッチより資金調達を実施

Image Credits: コングラント株式会社

ソーシャルセクターと企業向けに「寄付DXシステム」を提供するコングラント株式会社、株式会社グッドパッチより資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.07.17

ソーシャルセクターと企業向けに「寄付DXシステム」を提供するコングラント株式会社(本社:大阪市西区、代表取締役:佐藤正隆)は、日本国内の寄付DXを推進することを目指し、株式会社グッドパッチ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:土屋尚史)より資金調達を行った。

コングラント株式会社は「あらゆる困難に寄付が届く世界の実現」をビジョンに掲げ、2020年に設立した社会課題解決型のスタートアップ企業である。現在日本国内のソーシャルセクター・企業など、2,500以上の組織が利用する「寄付DXシステム」を提供している。2010年代にNPO等が寄付決済のオンライン化に課題を抱えていた中、コングラントは審査スキーム及び簡易な決済システムを提供することによって課題を解決してきた。現在は次の段階としてより高度な寄付決済・CRM開発に加え、企業寄付の変革に取り組んでいる。今後、2027年までにオンライン決済市場が2倍の49兆円に拡大していく中で、オンライン決済市場における寄付金の決済領域で流通額NO.1を目指している。
日本国内の寄付市場は、ふるさと納税を含め「個人寄付」が拡大している一方、寄付先となるNPO、学校、病院、博物館など資金不足が顕著なセクターが多くあるにもかかわらず、多くの人々が「どこに寄付すればいいかわからない」という構造が数十年続いている。日本国内には都市と地方、年代、ライフスタイルなどによって様々な課題が存在し複雑化している。コングラントはその複雑化した構造を理解し、調査・データベース化や新しい構造とビジネスモデルの発明によって、人々の「寄付の行動変容」を実現していく。

ソーシャルセクターと企業向けに「寄付DXシステム」を提供するコングラントは、デザインカンパニーのグッドパッチより資金調達を行うと同時に、同社とともに既存システムのアップデート、新規事業開発などを行うことで、日本の互助を新たな構造にリデザインし、日本国内の寄付DXが世界をリードしていくことを目指す。グッドパッチは、2011年の創業以来、UI/UXデザインなどデジタルデザイン領域の強みを生かし、数多くの企業のデザインパートナーとして、サービス・プロダクト開発やDX支援、新規事業開発などを行ってきた。今後想定している両社の主な取り組み例は、従業員のウェルビーイングを高める企業の寄付DXシステムの開発、従業員を含む個人の寄付体験を高める新しい決済UIの開発である。


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