建設業界のDXを推進する株式会社CONOC、プレシリーズAラウンドに約2億3000万円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.09.10
株式会社CONOCは、プレシリーズAエクステンションラウンドにて約2億3000万円の資金調達を実施した。この資金調達は、株式会社ウィルグループ、GAインベストメント株式会社、ブルーテック株式会社などからによるものである。これにより、同社の累計総額約4億5000万円に達する。
株式会社CONOCが提供する業務管理クラウドは、工務店が現場目線で開発したAI搭載のツールである。見積もりや請求書の作成、売上・原価の自動グラフ化、工程表の作成などの業務を一元管理することができる。誰でも簡単に導入でき、導入翌日には使用可能なシンプルなデザインが採用されている。CONOCツールを活用することで、属人化しがちな経験や技術のナレッジ共有が可能となり、建設業が抱える高齢化や技術継承の課題解決に貢献することが期待されている。
今後、業務管理ツールは作業時間の削減や業務フローの進捗管理、情報セキュリティの強化を通じて、建設業界において必要不可欠な存在となると考えられている。特にシンプルで使いやすく、建設業界特有の各業務を包括するツールを使用することで、業務効率化が実現できるとされている。
今回の資金調達により、株式会社CONOCは建設業界の働き方の常識を覆すことを目指している。全ての業務を包括的に一元管理できるプラットフォームの構築に向けて、サービス開発や採用・組織体制の強化、さらにはマーケティングにも積極的に投資を行う計画である。