Crediversoが3,500万ドルの資金調達を行い、法律分野に進出

TechCrunch Disrupt 2020で発表された会社であるCrediversoは、創業者兼CEOであるCarlos "Charlie" Hernandez氏がプレシリーズAラウンドと呼んだ資金調達で3,500万ドルを調達した。

この新たな投資により、同社はアメリカのラテンコミュニティの数千人のユーザーに金融製品のアドバイスを提供してきたが、法律分野にも参入することができるようになった。

Crediversoの最新製品である「My Pocket Lawyer」は、消費者、小規模事業者、フリーランサーが複雑な法的問題に対して助けを得るための法的リソースへのアクセスを提供する。その核となるのは、データ収集とアクセスにおいて生成型人工知能と大規模言語モデル技術が活用されている。

そして、Crediverso Learning Centerを通じて、同社は複雑な法的および金融情報をスペイン語と英語のコミュニティに分かりやすい用語と次のステップに分解する。My Pocket Lawyerは現在、数名のユーザーによるプライベートベータテスト中である。

Hernandez氏は、自身も弁護士であり、弁護士の家族で育ったと述べ、弁護士であることは法律を教えてくれたが、小規模事業主であることはそれを知らないことの人的コストを教えてくれたと語った。

Crediversoは、家主とテナント、雇用紛争、契約のレビューと実施などのケースにおいて、この製品の必要性を特定した。これらのケースのほとんどでは、消費者や事業者には2つの選択肢があある。オンラインで法的情報を探すか、弁護士を雇うかだ。

同社によれば、My Pocket Lawyerは50%以上のケースで弁護士の必要性を軽減する。
Torch CapitalとGaingelsがラウンドをリードし、既存の投資家であるBessemer Venture PartnersとAct One Venturesも加わった。Crediversoの総資金調達額は、この3,500万ドルを含めて6,600万ドルになる。
同社は、新たな資本を技術と製品開発に投入し、My Pocket Lawyerを立ち上げる予定である。