
Image Credits: 株式会社ZIRITZ
不動産投資スコアリングサービス「StockFormer」を展開する株式会社ZIRITZ、1.3億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.05.08
不動産投資スコアリングサービス「StockFormer」 および 新築アパートプロデュースサービス「StockFormer-ZERO」を展開する株式会社ZIRITZ(代表取締役:島﨑怜平)は、ニッセイ・キャピタルを引受先とする第三者割当増資、およびデット調達により、総額1億3,000万円の資金調達を実施した。
資金使途は、人員増強、広告宣伝、システム強化など、事業規模拡大に向けた支出である。
ZIRITZは、2019年に設立されて以来、個人属性データをスコアリングにより分析した上で、ユーザが不動産業者と匿名性を保ったままコミュニケーションし、最適な投資物件の提案を受け、商談を進めることができる投資用不動産専用のプラットフォーム「StockFormer」を運営してきた。
この運営を通じて、投資用物件に対するアッパー層投資家の具体的なニーズや、不動産業者の現場における難点等、各種ノウハウが蓄積されたことから、2021年にはデジタルベースキャピタル、トグルホールディングスの両社からシードラウンド調達を実施し、同社で建設業免許を取得した上で、新築アパートプロデュースサービス「StockFormer-ZERO」のサービス開発にも着手した。
StockFormer-ZEROの提供開始に伴い、既に個人ユーザから多数の引き合いを頂戴しているが、今後さらなる成長を目指すに当たっては、資金調達の実施により追加の人材採用、広告宣伝、システム増強等に要する先行費用の予算を確保すること、資金調達を一つのシグナルとして、対外的な信頼を獲得し、各取引先やお客さまとの関係を拡大/増強していくことを解消していく必要があった。
本件は、同社が上記課題解消を念頭に資金調達活動を行った結果、ニッセイ・キャピタルその他の金融機関と合意に至ったものである。
特にニッセイ・キャピタルは、日本生命系のベンチャーキャピタルとして1991年に設立され、本邦で豊富な投資実績を有する企業であり、同社による資本参画はZIRITZの課題解消に大きく資すると考えている。
ZIRITZでは、調達した資金を活用して、今後さらなる事業規模拡大を実現する予定である。