法人向けAIツール「AI Works」とAI研修事業を展開する株式会社デジライズ、資金調達を実施

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法人向けAIツール「AI Works」とAI研修事業を展開する株式会社デジライズ、資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.09.30

法人向けAIツール「AI Works」とAI研修事業を展開する株式会社デジライズは、この度GMOインターネットグループから資金調達を実施した。この調達により、デジライズは独自の大規模言語モデル(LLM)の開発・導入支援事業をさらに拡大していくことを目指す。

同社のビジョンは「AIの利便性と感動を全ての人へ」であり、このビジョンの実現に向けて、GMOインターネットグループが提供するGPUクラウドサービスを活用し、AI技術の革新を推し進める計画である。資金調達に際して、デジライズは日本のAIスタートアップを代表する企業として成長するための具体的な目標を掲げている。

まず、デジライズは日本No.1のAI人材育成企業を目指し、「法人リスキリング®︎」の受講者数を2025年までに現在の7倍、すなわち10万人に拡大する計画である。また、企業向け生成AIツール「AI Works」の導入企業数を2026年までに2,000社にまで増やすことを目指している。さらに、グローバル展開を進めるために、2024年12月にはシンガポールに進出し、その後アジア主要都市への事業展開を計画している。

資金調達の目的は、主に採用強化、法人用ChatGPT「AI Works」の機能強化、そして独自LLMの開発にある。デジライズは、AI研修講師やカスタマーサクセスの採用に力を入れ、日本企業のAI人材育成に貢献することを目指している。具体的には、法人向けAI研修プログラム「法人リスキリング®︎」をさらに充実させるための講師やサポートスタッフの採用を進める。

また、法人用のChatGPT「AI Works」については、高度なセキュリティ機能を実装し、企業の機密情報を安全に扱うことができるようにする。デジライズは、直感的でユーザーフレンドリーなインターフェースを提供し、AIの専門知識がないユーザーでも容易に利用できる環境を構築することを目指している。さらに、AI技術の進化に対応するため、定期的にサービスのアップデートを実施し、性能と機能の改善を図る。

同社が掲げる独自LLMの開発では、GMOインターネットグループのGPUクラウドサービスを活用し、企業ごとのニーズに応じたAIソリューションを提供することに注力する。これにより、企業の特定業務プロセスやデータに最適化されたAIツールを開発し、日本企業のAI活用を加速させることを目指す。

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