シンガポールのデータセンタースタートアップDigital Edge、16億ドル以上の資金調達を実施

シンガポールに本社を置くデータセンタースタートアップのDigital Edgeが、エクイティとデットファイナンスを組み合わせた形で、16億ドル以上の資金を調達した。
この資金調達は、既存および新規の投資家からの6億4千万ドルのエクイティ投資と、複数のキャンパス拡張を支えるための10億ドルのデッドファイナンスを含んでいる。エクイティ部分には、世界中の大規模な機関投資家や政府系ファンドが集まった。同社は、この資金を使って業務を拡大し、アジア全域のクラウドおよびAIに特化した顧客のニーズに応じる計画である。

2020年に設立されたDigital Edgeは、急速にポートフォリオを拡大し、現在では21のデータセンターを所有・運営している。現在、500MW以上のIT負荷がサービス中または建設中であり、さらに300MWの将来の開発に向けた計画も進行中である。主な市場には、日本、韓国、インド、マレーシア、インドネシア、フィリピンが含まれている。

Digital Edgeウェブサイト