Distance Technologies、プレシードラウンドにて270万ドルの資金調達を実施

Distanceは、FOV VenturesとMaki.vcを中心に過剰申し込みのプレシードラウンドで合計270万ドルを調達し、Business FinlandとDavid HelgasonのFoobar.vcからの追加投資も行われた。同社は、自動車、航空宇宙、防衛市場向けに設計された眼鏡不要の拡張現実（XR）アプリの先駆的な開発者としてステルスから登場した。Varjo XRヘッドセットのクリエーターによる技術を活用し、ほぼすべての透明な表面を拡張現実のウィンドウに変えることが可能である。

Distanceは、実世界とシームレスに混ざるコンピュータ生成の3D光場を使用しピクセル単位の深度をフルカバーし、最大限の没入感を提供する。また、ユーザーの顔や体に装着するものには全く頼らず、完全に自由な体験が可能である。この技術デモンストレーターは、自動車や航空機のウィンドシールドや窓に組み込むことを目的としており、現在いくつかの主要自動車メーカーによる評価が行われている。また、防衛請負業者や航空会社は、商業および軍用のコックピットや車両へのDistanceテクノロジーの採用を検討しており、大幅な向上が期待されている。

DistanceのグラスフリーXRソリューションの提供可能性と顧客に関する詳細は、2024年後半に発表される予定である。

Distance Technologiesウェブサイト