TONエコシステムにおける初のコンシューマーレイヤーDuckChain、Skyland Ventures参加による資金調達を実施

Image Credits: DuckChain

TONエコシステムにおける初のコンシューマーレイヤーDuckChain、Skyland Ventures参加による資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.11.13

TONエコシステムにおける初のコンシューマーレイヤーDuckChainは、ベンチャーキャピタルファンドであるSkyland Ventures(本社:東京都渋谷区、General Partner・CEO:木下慶彦)により資金調達を実施した。

DuckChainは、TONエコシステムと既存の大きなエコシステム(ETHやBTCなど)を接続し、TelegramユーザーにシームレスなWeb3体験を提供している。特に、Telegramのスター決済による統一された支払い体験と、開発者向けのEVM互換インフラストラクチャーの提供が注目される。これにより、ユーザーはTelegramプラットフォーム上でEVM互換のブロックチェーンに接続できるようになり、開発者はSolidityなどの馴染みのある開発環境でアプリケーションを構築できる。

また、DuckChainはArbitrum DAOから承認を受け、初めてArbitrumによってサポートされるコンシューマーレイヤーとなった。これによりArbitrumのテクノロジーとエコシステムをTONネットワークに導入できるようになり、両プラットフォーム間のシームレスな体験が実現し、既存のDeFiにTelegramユーザーがアクセスできるようになる。

現在、DuckChainは「Star Season」というテストネットキャンペーンを開催している。このキャンペーンでは、ユーザーがワンクリックでウォレットを作成し、Telegram Starをガス代として使用してオンチェーンで取引を行うことができる。Arbitrum、OKX、Camelot、Nubit、Particle Network、Gate Walletなど、20以上のパートナーからの支援を受けており、エコシステムのさらなる拡大が期待される。

DuckChainウェブサイト