Elemind、シードラウンドにて1,200万ドルの資金調達を実施

株式会社Elemindは、最近シードラウンドにてVillage Global と LDV Partners による資金提供を含む1,200万ドルの資金調達を実施し、デビュー製品の開発を推進した。同社は、ニューロテクノロジーを活用して、睡眠の改善とオンデマンドでの入眠を可能にするウェルネス・ヘッドバンドをローンチすることを発表した。睡眠用ヘッドバンドは、同社が他の健康とウェルネスのユースケースの開発を続ける最初の製品である。

マサチューセッツ州ケンブリッジを拠点とする Elemind のチームは、マサチューセッツ工科大学（MIT）、インペリアル・カレッジ・ロンドン、ハーバード・メディカル・スクール、カリフォルニア大学バークレー校などの一流研究機関の科学者や医師で構成されている。Elemindのウェアラブルは、脳波を読み取り、覚醒パターンから深い睡眠へと誘導することで睡眠のパフォーマンスを向上させる。臨床試験では、Elemindのウェアラブルは76%の研究参加者の入眠までの時間を短縮し、平均48%、最大74%早くなった。

Elemindは、音波を頭に送り込むことで眠りたいときに眠れるようにする画期的な技術を開発した。このウェアラブルは科学者や医師からなる一流の研究チームによって開発され、5年間の研究、テスト、臨床試験に基づいており、医薬品と同様の効果を持ちながら副作用がないとされている。同社のウェアラブルは、睡眠を改善する必要があると回答した世界中の成人の80%に向けて設計されている。睡眠は健康のあらゆる側面に関係し、質の高い睡眠ほど個人のパフォーマンスを向上させるものである。同社のウェアラブルは、化学物質や副作用を使用せず、自然な方法で睡眠を誘発することができる。

今後、Elemindは、睡眠に費やす時間を増やし、睡眠の質を高めるDeep Sleep Stimulation機能を開発して展開する予定である。睡眠に関する画期的なイノベーションをもたらすこのウェアラブルは、睡眠に関する幅広いニーズに対応し、個々の脳波をリアルタイムで誘導することができる。同社ののウェアラブルは、睡眠の質を向上させ、睡眠時間を最適化することで、多くの人々にとって革命的な製品となることが期待される。

Elemindウェブサイト