株式会社エナーバンク、シリーズBラウンドにて約5.8億円の資金調達を実施
uniqorns編集チーム 2024.12.02
株式会社エナーバンクは、シリーズBラウンドにて約5.8億円の資金調達を実施した。この資金調達は、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社をリード投資家として、日本ベンチャーキャピタル株式会社、Spiral Capital株式会社、株式会社あきぎんキャピタルパートナーズからの支援を受けて行われたものである。
今回の調達は、ファーストクローズとして実施され、2025年1月中にセカンドクローズを予定している。
エナーバンクは、「エネルギーをもっとシンプルに、もっと身近に」というビジョンを掲げ、企業や自治体が抱える脱炭素への課題解決を目指している。
2019年に電力オークション「エネオク」のサービスを開始し、2021年には環境省の「再エネ調達実践ガイド」に掲載されたことで、業界内での知名度を高めている。現在、全国64自治体において「エネオク」が採用されており、エンタープライズ企業や銀行、リース、保険業界とのパートナーシップも進展している。
これにより、エネオクの総取扱高は1,319億円、総オークション数は13,020施設を超えた。
今回調達した資金は、エナーバンクが脱炭素No.1プラットフォーマーを目指すために、既存事業のさらなる成長と新規事業の立ち上げに必要な事業投資および採用活動に充てられる。具体的には、「エネオク」、「グリーンチケット」、「ソラレコ」、「エネパーク」の機能強化や、ユーザー向けサポート体制の充実を図ることで、より多くの利用者が「簡単」に「最適な」エネルギー調達を行えるサービスの実現を目指す。