EscrowpayがシリーズAラウンドで400万ドルを調達し、インドで規制承認を受ける
uniqorns編集チーム 2023.10.26
Escrowpayは、インドのグジャラート州にある国際金融サービスセンター機関(IFSCA)からデジタルエスクロー承認を受けた。
エスクローとは、第三者が取引当事者のために資金や資産を管理し、支払いが合意された条件に従って行われる契約上の取り決めである。
Escrowpayはこのプロセスをオンラインで行い、支払いの完了をより迅速かつ安全にする。
3,000を超えるクライアントを持つEscrowpayは、インド初のデジタルエスクロープラットフォームを自称し、これまでに総額18億ドルを超える取引を処理してきた。同社のサービスを利用している企業には、中小企業(MSMEs)、ユニコーン企業、上場企業、そして新興のデジタルファーストの事業が全国各地に含まれる。
2015年の創業以来、Escrowpayは1日あたり3,600万ドル相当の取引を処理するように成長した。
マネージングディレクターのAshwin Chawwlaは、規制承認によりEscrowpayが14の異なる通貨にわたる国境を越えた取引など、サービスの拡大を可能にすると述べた。
規制承認に加えて、Escrowpayは現在進行中のシリーズAラウンドで400万ドルを調達し、これまでに確保した資金総額は600万ドルを超えた。同社はシリーズAラウンドで総額1,500万ドルを調達することを目指している。
Escrowpayはこれらの資金を使って、国境を越えた取引に重点を置き、アラブ首長国連邦などの海外市場での存在感を確立する予定である。