Exostellar、クラウド支出最適化のための資金調達で1,500万ドルを調達
uniqorns編集チーム 2023.09.14
米国のスタートアップExostellarは、クラウド支出のトラッキングと最適化を支援するソリューションを提供する企業である。同社は、このたびCelestaとCambium Capitalのリードによる1,500万ドルのシリーズA資金調達を発表した。
同社のクラウド最適化ソリューションは、AWSを対象に、最も安価なクラウドインフラストラクチャへのワークロードを動的に割り当て、リアルタイムで移動することで、顧客のクラウドインフラストラクチャの利用率を高め、長期的な財務的コミットメントを必要としない最安価のクラウド価格を提供する。
同社の新しい資金調達により、同社のCEOであるTony Shakib氏は、同社が4000万ドルで評価されていると述べている。同社は、現在CPUインスタンスのみをサポートしており、今後はGPUインスタンスをサポートする予定である。
2026年には、クラウドサービスの支出額は1.1兆ドルに達すると予測されており、IDCによると、今年の支出額は5317億ドルである。クラウドサービスの使用が拡大するにつれて、企業は、コンピュートにどれだけの費用をかけているかを追跡することがますます困難になっている。
これに対応して、Exostellarは、自己評価された無駄なクラウド支出を削減するソリューションを提供する新しいスタートアップのカテゴリを生み出した。
その他の競合他社には、NetAppが所有するSpot.io、Cast AI、VMwareのCloudHealth、Apptio、nOps、Zestyが含まれる。同社は、アメリカ合衆国エネルギー省の2つの研究所Argonne National LaboratoryとIdaho National Laboratoryを含む顧客向けに、さらにAzure、Google Cloud、IBM Cloudなどのパブリッククラウドプラットフォームに対応する予定である。