Eyebot、シードラウンドにて600万ドルの資金調達を実施

Eyebot、シードラウンドにて600万ドルの資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.06

Eyebotは、シードラウンドにて600万ドルの資金調達を実施した。このラウンドには、AlleyCorpとUbiquity Venturesをリードとし、Humba Ventures、Village Global、Baukunst、Ravelin、およびSpacecadetが参加した。
今回調達した資金は他の地域への展開に使用される予定である。

Eyebotは、アメリカ人の半数以上が視力矯正眼鏡やコンタクトレンズを使用している現状を踏まえ、現地の眼科医師不足による予約の困難さを解消するために、直接眼科医師の介入なしで約90秒で視力検査を受けることができるキオスクを提供することを目指している。ボストンを拠点とする同社は、2024年10月からニューイングランドのショッピングセンターや食品店、薬局にセルフサービス型の視力テスト端末を展開する予定である。

視力検査を受けたい人は、Eyebotのキオスクに立ち寄り、ボタンを押すだけで、同社のコンピュータビジョン技術が自動的に眼球をスキャンし、眼鏡やコンタクトレンズの処方箋を作成する。(Eyebotは初回のコンタクトレンズのフィッティングは行えませんが、既存の処方箋の更新は可能である。)Eyebotが生成した処方箋は、24時間以内にテレドクターによって最終確定され、どの小売業者からでも眼鏡を購入する場合は、検査費用として30ドルが必要である。ただし、Eyebotの提携ブランドから眼鏡を購入する場合は、視力検査は無料である。この技術はFDAに登録されている。
Eyebotは、主要な眼鏡ブランドがEyebotのキオスクを賃貸し、選んだ小売店に設置することを期待している。ショッパーが検査を終えると、キオスク内のタッチスクリーンまたはスマートフォンを使用して、そのブランドから直接眼鏡を購入することができる。Eyebotは、これらの眼鏡ブランドと提携し、各販売ごとに手数料を受け取ることで収益を上げる計画である。


Eyebotウェブサイト