ヘルスケアサポートサービス「ファミワン」を提供する株式会社ファミワン、資金調達を実施ー累計調達額は4.5億円に
uniqorns編集チーム 2024.09.26
株式会社ファミワンは、住友生命保険相互会社およびあすか製薬株式会社からの資金調達を実施した。この調達により、ヘルスケアサポートサービス「ファミワン」の連携や提供の強化を図ることが可能となる。法人の従業員向けの福利厚生や自治体の住民向け支援を行うサービスを展開しており、今回の資金調達はその事業のさらなる拡大を目指すものである。
ファミワンが実施した資金調達は、住友生命のコーポレートベンチャーキャピタルファンド「SUMISEI INNOVATION FUND」およびあすか製薬の「アスカイノベーションファンド」を引受先とする第三者割当増資によるものである。これにより、ファミワンの累計の調達額は4.5億円に達した。
また、ファミワンは、BIPROGY株式会社との共同プロジェクト「marbleMe」にも参画しており、女性特有の健康課題を解決するための対話型のコミュニティを形成している。さらに、アフラック生命保険株式会社の契約者専用サイト「アフラック よりそうネット」を通じたサービスの特典提供も行っている。
住友生命保険相互会社の常務執行役員兼新規ビジネス企画部長である藤本宏樹氏は、2030年に向けてあらゆるステークホルダーの「ウェルビーイング」を追求することを表明しており、ファミワンとの事業共創による取り組みを加速させていく意向を示している。また、あすか製薬のポートフォリオマネジメント部マネジャーである佐々木悠人氏は、ファミワンが女性の健康課題に寄り添う活動を行っていることに注目し、安心して相談できる環境を提供することを目指している。
さらに、2024年度のファミワンカンファレンスにおいて、住友生命との特別セッションが開催される予定であり、共同プロジェクトの進展についての情報が共有される見込みである。ファミワンは、自治体や企業との連携を強化し、より多くの利用者にサービスを提供することを目指している。