FastLabel株式会社、シリーズBにて11.5億円の資金調達ー累計調達額は16億7500万円に
uniqorns編集チーム 2023.11.29
FastLabel株式会社は、シリーズBラウンドで総額11.5億円の資金調達を実施した。
今回の資金調達により、株式会社FastLabelはAIデータアノテーション領域で国内売上シェアNo.1を目指し、生成AI領域へサービスラインアップを拡大し、AIデータカンパニーとしての地位を確立するための準備を進めていくだろう。
新たな投資家であるESG重視型グローバルベンチャーキャピタルファンドのMPower Partners FundとSalesforceの投資部門であるSalesforce Venturesが、共同リード投資家として参加した。また、DBJキャピタル株式会社、ジャフコ グループ株式会社、株式会社NTTドコモ・ベンチャーズも引受先として参加しており、株式会社FastLabelはこれまでに累計で16億7500万円の資金調達を達成した。
FastLabel株式会社は、AIデータアノテーション領域において大手企業を中心に100社以上のAI開発を支援してきた。また、AIデータプラットフォーム『FastLabel』においては、累計アノテーション数が3,200万件を超え、利用ユーザー数は6,700人を超えている。
今回の資金調達により、株式会社FastLabelはAIデータアノテーション領域で国内売上シェアNo.1を目指し、生成AI領域へのサービスラインアップを拡大し、AIデータマネジメントプラットフォームの開発に注力していく予定である。
AIデータマネジメントプラットフォームでは、AI開発に必要なデータセットの効率的な管理やAI倫理の観点を意識しながら、AI開発のコストを抑えつつ安心して利用できる環境を提供していく予定である。
FastLabel株式会社は、AI開発の高度化が社会実装において重要であると考えており、AIPaaS(AIプロダクト・アズ・ア・サービス)の提供を目指している。
今後も株式会社FastLabelは、AI関連市場において重要な役割を果たし、幅広い分野の社会課題の解決に貢献していくことだろう。