FinAGG、インドでのMSME融資拡大のため1,100万ドルを調達

Image Credits:FinAGGテクノロジーズ

FinAGG、インドでのMSME融資拡大のため1,100万ドルを調達

uniqorns編集チーム 2024.01.19

FinAGGテクノロジーズは、インドに拠点を置くMSME(中小企業・小規模企業)向け融資会社であり、BlueOrchardとTata Capitalが主導するシリーズAラウンドで1,100万ドルを調達した。
FinAGGのCEOであるNipun Kohliは、BlueOrchardの気候に基づくプロジェクトに関する専門知識が、インドの企業が気候保険に進出するのを支援すると述べた。また、同社はオペレーションにブロックチェーン技術を組み込むことも目指している。

2019年に設立されたFinAGGは、これまでに100以上のインドの都市で85,000人以上の借り手に対して526億ルピー(6億2,900万ドル)以上を融資してきた。同社はまた、地元および国際金融機関のニーズに合わせたカスタマイズされたローン管理システムも提供している。

今回の資金調達により、FinAGGはインドでの事業拡大を支援し、共同設立者兼CTOのSrinivasan Ramkiは、「2025年3月までに25万人以上の人々に影響を与える」との目標に合致すると述べている。

この資金調達から1年以上経過した後、FinAGGはBlinc InvestとPrime Venture Partnersから300万ドルのプレシリーズA資金を受け取った。後者はシリーズAラウンドにも参加し、Small Industries Development Bank of Indiaも共同参加した。

さらに、FinAGGはGray Matter Capitalからの変換不可債務を確保したことを発表した。契約の詳細は非公開だが、同社はこの資金を女性起業家を支援するために使用すると述べている。