Fluid、Insignia Ventures主導のシリーズAにて520万ドルの資金調達を実施

Fluidは、シリーズAラウンドでInsignia Ventures Partnersをリード投資家として520万ドルを調達した。これにより、これまでに調達した資金総額は700万ドルに達した。

Fluidは、シンガポールを拠点とするFintech企業であり、ビジネスがより早く支払われ、顧客に柔軟な支払いオプションを提供できるプラットフォームを提供している。従来、ビジネスは支払いを先送りすることに対して懸念を抱いていたが、Fluidのプラットフォームを利用することで、この問題を解決することができる。

調達した資金は、リスクとエンジニアリングチームの拡充、より大規模なサプライヤーのオンボーディングを目指して活用する予定である。

Fluidは2023年初頭にCEOのTrasy Lou Walsh、CPOのSteven Li、CFOのRuoyun Yangによって設立された。彼らはAtome、Uber、Coupang Pay、Lendable、国際金融公社などの企業での経験を持っている。

Fluidのプラットフォームを利用することで、サプライヤーはデットプロバイダとの関わりを持つ必要がなくなり、購入者のための信用チェックや決済・調整のための大規模なチームの雇用も不要となる。
Fluidのプラットフォームは、ビジネスにとって支払いの先送りが簡単かつ安全であることを実証している。この新たな資金調達により、Fluidはさらなる成長と拡大を目指している。