Funding Societies、マレーシアでの事業拡大のためカザナから新資本を調達
uniqorns編集チーム 2024.01.04
シンガポールを拠点とする中小企業向けの融資プラットフォームであるFunding Societiesは、マレーシアの主権財産ファンドであるKhazanah NasionalとマレーシアのCredit Guarantee Corporation Malaysiaの子会社であるCGC Digitalからの投資を獲得した。投資額は非公開である。
この投資は、KhazanahのDana Impakの指示の下で行われた。Dana Impakは、持続可能な経済的および社会的価値を提供できるマレーシアの企業に投資する。
新たな資金を活用して、Funding Societiesはクアラルンプール、セランゴール、ペナン、およびジョホール以外のマレーシアでの事業拡大を目指し、2025年までにマレーシア全体で25,000以上の中小企業にサービスを提供することを目指している。
また、Funding Societiesのイスラム金融ソリューションの範囲も拡大する。2023年5月に発表されたこのソリューションは、マレーシアで1億リンギット(約21.5万ドル)以上のシャリア準拠の融資を実施している。
マレーシアとシンガポールの本社の他、Funding Societiesはインドネシア(Modalkuとして)、タイ、およびベトナムにも進出している。
昨年11月、ノルウェーの国有投資家であるNorfundから750万ドルの借り入れ資金を確保した。この資金は、「より効率的な組織構造」を追求するために、インドネシアの従業員の18%を解雇した数カ月後に提供された。