General CatalystがBilt Rewardsに2億ドルの投資をリードし、評価額を31億ドルに倍増

Image Credits:Bilt Rewards

General CatalystがBilt Rewardsに2億ドルの投資をリードし、評価額を31億ドルに倍増

uniqorns編集チーム 2024.01.24

Bilt Rewardsは、賃貸や日常の近所の支出で報酬を獲得できるプラットフォームを提供することを目指しており、今回、同社は3.1億ドルの評価額で2億ドルを調達した。このラウンドは、ニューヨークを拠点とする企業が2022年10月に行った1億5000万ドルの調達額を倍増させるものである。調達はGeneral Catalystが主導し、Eldridge、Left Lane Capital、Camber Creek、Prosus Venturesも参加した。

Biltはこれまでに総額4億1300万ドルを調達しており、2021年6月にBiltの創設者兼CEOであるAnkur Jainが率いるスタートアップスタジオであるKairosから立ち上げられた。Biltは2022年4月にリワードプログラムを開始した。

Biltによると、会員の年間支出額は「約200億ドル」に近づいており、同社は2023年にEBITDAの利益を上げた。

前回の調達時点では、同社のロイヤルティプログラムと支払いプラットフォームは250万以上のアパートユニットに展開されていた。現在は、その数がほぼ400万ユニットに増えている。

ユーザーは毎月家賃を支払うだけでポイントを獲得し、クレジットを向上させることができる。Biltのポイントは、主要航空会社、ホテル、旅行、フィットネスクラス、Amazon.comの購入、家賃へのクレジット、将来の頭金に使うことができる。

Biltは、マルチファミリー、シングルファミリー、学生寮のオペレーターと提携するRewards Allianceの拡大に新たな資金を投入する予定である。また、地域の商人が新しい住民や既存の住民との「つながりとロイヤリティ」を築くことを目指すNeighborhood Rewardsプログラムの強化にも資金を充てる予定である。さらに、住宅ローンの支払いリワードにも展開する予定である。

Biltはまた、Wells Fargoが発行する共同ブランドのMastercardも提供しており、手数料なしで家賃を支払い、Biltポイントを獲得することができる。