Global Mobility Service株式会社、スタートアップ・デットファンドより資金調達

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Global Mobility Service株式会社、スタートアップ・デットファンドより資金調達

uniqorns編集チーム 2023.12.27

株式会社SDFキャピタルが運営するスタートアップ・デットファンドは、金融包摂※1型FinTechサービスを提供する株式会社Global Mobility Service(以下、GMS)に融資実行したことをお知らせする。
※1 金融包摂(フィナンシャルインクルージョン):貧困や難民などに関わらず、金融サービスへのアクセスでき、金融サービスの恩恵を受けられるようにすること。

GMSは「真面目に働く人が正しく評価される仕組みを創造する」をビジョンに掲げ、世界の貧困/低所得層の信用創造を行う、日本発の金融包摂型FinTechのグローバルスタートアップであり、遠隔で車両の起動を制御できる独自の IoT デバイス『MCCS®』を搭載した車両より収集したデータ(走行状況、時間等)と金融機関と連携して取得した金融データ(支払い状況等)を分析することで、ドライバーの信用力を可視化・価値化している。

返済能力があるにも関わらず従来の与信審査には通過できなかった方へ、ローンやリースなどの金融サービスの活用機会を創出している。日本国内においても、GMSはこれまで12社の金融機関・ファイナンス企業との提携を行っており、日々の生活や仕事を真面目にがんばる方々に車両をお届けするサービスを展開している。

GMSのサービスは日本国内以外ではASEAN諸国(フィリピン/カンボジア/インドネシア)にて展開中で、低所得層の方の就業機会を創出する社会課題解決型のビジネスモデルとなっており、SDGs10項目のゴール達成に貢献しうるビジネスエコシステムとして、2019年に日本で開催された「G20」において「将来性」「革新性」等の点から、「持続可能かつ包括的な成長に貢献する国際ビジネス事例」として選出されるなど国際的な評価も受けている。

今回、国際的な社会課題解決に貢献する独自のビジネスモデルであり、また堅調に国内外で成長しており今後国内外での事業拡大を見込んでいることから、証書貸付を実行した。