豆類発酵技術を駆使して新たな植物性発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」を展開するハッコウホールディングス株式会社、シードラウンドにて資金調達を実施

Image Credits: ハッコウホールディングス株式会社

豆類発酵技術を駆使して新たな植物性発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」を展開するハッコウホールディングス株式会社、シードラウンドにて資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.10.04

独自の豆類発酵技術を駆使して新たな植物性発酵食品「醸豆(JYOZ/ジョウズ)」を展開するハッコウホールディングス株式会社は、シードラウンドにて東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社のTHVP-2号ファンドからJ-KISSによる資金調達を実施した。

「豆と発酵で世界を変える」というミッションのもと、ハッコウホールディングスは大豆を皮ごと無塩発酵させた食品の開発・製造・販売を行っている。さらに、国内初となる食用ルピナス豆の育種や、豆類を活用した温室効果ガスの削減に向けた研究も進めている。このように、同社は安心・安全な食の創出と社会課題の解決に取り組んでいる。

今回の資金調達により、ハッコウホールディングスは豆と発酵の力を最大限に活用し、より多くの人々にその価値を還元することを目指している。

同社の主力製品「醸豆 テンペスト」は、大豆を主原料としており、さまざまな料理に活用できる特徴を持つ。形状も多様で、板状やひき肉状、粉末状など様々に加工できるため、日常の食生活に取り入れやすい。また、豆類の持つ高い栄養価を活かしつつ、発酵の要素を気軽に加えることができる点が大きな魅力である。

今後、同社は、ルピナス豆の国産化や発酵食品のさらなる開発を進め、持続可能な食の実現に寄与していく考えである。2050年には深刻なタンパク質不足や水不足、環境問題が懸念される中、同社は豆と発酵を通じて、これらの課題解決に向けて着実に歩みを進めている。食の持続可能性を追求し、未来の食への楽しさや豊かさを守ることに挑戦していく姿勢が期待される。

ハッコウホールディングス株式会社ウェブサイト