Harbizがフィットネスプロフェッショナル向けプラットフォームで540万ドルを調達

Harbizは、フィットネスプロフェッショナル向けのテックプラットフォームに540万ドルの資金調達を行った。

スペイン、マドリッド拠点のHarbizは、この資金を利用してイギリスとドイツでの存在感を強化する計画である。また、成長を加速し、プラットフォームを使用するフィットネスプロフェッショナル向けの革新的な機能の導入を容易にする予定である。

この資金調達ラウンドは、Octopus Venturesが主導した。他の投資家には、JME Ventures、Athos Capital、Enzo Venturesなどの既存の投資家も含まれる。

Harbizは2020年にMario MoranteとJavier Ortegaによって設立され、個人トレーナー、栄養士、理学療法士、ヨガインストラクターなどのフィットネスプロフェッショナルにオールインワンのデジタルプラットフォームを提供している。このプラットフォームは、クライアントのエンゲージメントを効率化し、フィットネスプロフェッショナルが完全にオンラインでビジネスを管理できるようにする。

現在、35以上の国で運営されているHarbizは、2023年に収益を倍増させるなど、大きな成長を遂げている。このプラットフォームは、6,000人以上のフィットネスプロフェッショナルが12万人以上のクライアントのアドバイスや生活向上を支援している。

Harbizのユニークな提案は、フィットネスプロフェッショナルがデジタル上でビジネス全体を管理するための包括的なプラットフォームを提供することである。エクササイズルーチン、計画、コミュニケーション、予約、クライアントの進捗状況の追跡などの機能が含まれる。このスタートアップのミッションは、ウェルネスプロフェッショナルの作業を簡素化し、ビジネスを拡大し、グローバルな観客に到達することである。

資金の一部は、AIツールの統合に充てられ、フィットネスプロフェッショナルとクライアントの両方のユーザーエクスペリエンスの向上に注力する。この取り組みは、Harbizがウェルネスセクターの技術革新の最前線に立ち続けるというコミットメントと一致している。

この資金調達ラウンドは、2022年5月の前回の資金調達ラウンドに続くもので、Harbizは現在43人の従業員を抱えている。