HashKeyが1億ドル調達し、ユニコーン企業になると発表
uniqorns編集チーム 2024.01.16
香港を拠点とするデジタルアセットに特化した金融サービス企業であるHashKey Groupが、未公開の投資家から約1億ドルのシリーズAラウンドで調達を行った。
同社によれば、この調達額は事前評価額が12億ドルであり、ユニコーン企業であることを示している。同社は声明の中で、この新たな資金を活用して、香港およびグローバルで事業展開を行うための製品の多様化を図ると述べている。
昨年、グループの仮想通貨取引部門であるHashKey Exchangeは、香港での小売およびプロフェッショナルサービスを提供する初のライセンス取得取引所となった。同社は2023年8月に香港証券・先物取引委員会から、証券取引および自動取引サービスに関わる会社に対して与えられる1種および7種のライセンスを取得した。
グループによれば、HashKey Exchangeはローンチ後の4か月間で15万5000人の登録ユーザーを獲得し、過去1か月間の平均取引高は6億3000万ドルである。また、同社は10社以上のブローカーファームおよび6社の上場企業と提携している。
2018年に設立されたHashKey Groupは、シンガポールと東京にも事業拠点を持っている。仮想資産取引所に加えて、HashKey Capitalという資産管理会社など、他のいくつかの事業を展開している。