クラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開する株式会社ハイレゾ、第三者割当増資による資金調達を実施

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クラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開する株式会社ハイレゾ、第三者割当増資による資金調達を実施

uniqorns編集チーム 2024.06.03

国内最大級のGPU専用データセンターを運営し、クラウドサービス「GPUSOROBAN」を展開する株式会社ハイレゾ(本店:佐賀県東松浦郡玄海町、代表取締役:志倉喜幸)は、既存株主である東京理科大学イノベーション・キャピタル株式会社、株式会社神宮館、株式会社シフラ、北陸電力株式会社、NOW株式会社、新生企業投資株式会社、東京理科大学ベンチャーファンド、株式会社佐銀キャピタル&コンサルティング、九州電力株式会社、誠宏印刷株式会社に加え、新たにグローバル・インフラ・マネジメント株式会社(Global Infrastructure Management アセット・クリエーション・ファンド1号投資事業有限責任組合)を引受先とする第三者割当増資による、資金調達を実施した。融資を含む累計での資金調達額は約29億円となる。

ハイレゾは、2019年より石川県志賀町で国内最大級のGPUデータセンターを運営し、IaaSにてクラウドサービス「GPUSOROBAN」を提供している。2019年に開設した第1データセンターは、エアコンを使用しないことで空調電力を90%削減し、電力使用効率を示すPUEは国内最高水準の1.1未満である。2022年8月には第2データセンターを開設し、「違い棚屋根方式」の段差を用いた屋根によって廃熱効率を高めることで、消費電力や温室効果ガス排出量を抑制している。2023年10月に佐賀県玄海町と進出協定を結び、廃校となった旧有徳小の校舎にGPUデータセンターを開設し、2024年6月に運営を開始する予定である。2024年4月には経済産業省による「クラウドプログラム」の供給確保計画の認定を受け、香川県綾上町の廃校となった旧綾上中学校、高松市の共同研究施設 RISTかがわにGPUデータセンターを建設する。

GPU事業のさらなる拡充に向けた人材の採用強化や、生成AI向けに高性能な計算力を提供するデータセンター運営設備の投資を積極的に行っていく。



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