Horizon3がペンテストプラットフォームの拡大のために4,000万ドルを調達

米国の企業セキュリティプラットフォームであるHorizon3は、Craft VenturesとSignal Fireをリード投資家として、シリーズCラウンドで4,000万ドルを調達したことを発表した。これにより、同社の調達総額は7850万ドルに達した。今回の調達資金は、研究開発、販路の拡大、エンジニアチームの拡充に投入される予定である。

Horizon3は、元米国特殊部隊のサイバーオペレーターやサイバーセキュリティ専門家らによって2019年に設立された。同社は、攻撃者の視点を利用し、顧客のネットワーク内の攻撃経路を特定し、弱点を特定し、修正方法を提案するプラットフォームを提供している。

同社のプラットフォームは、数百のエクスプロイトモジュールを備えており、これらを使用して、ITチームは自社のインフラストラクチャ内のセキュリティ問題を予防的に修正でき、セキュリティチームはサードパーティのセキュリティツールを調整したり、ソフトウェアのサプライチェーンのリスクを評価したり、戦略的な洞察を得たりできる。同社のプラットフォームは、ハードウェアまたはソフトウェアを追加することなく、自己サービスのSaaSソリューションとして機能する。

Horizon3の顧客基盤は、政府機関を含む300以上の組織に達しており、同社は自律型ペネトレーションテストの採用が増加すると予想している。

Horizon3は、ペネトレーションテストツール市場でStrike Security、Cobalt.io、HackerOneなどと競合している。Markets and Marketsによると、この市場は2027年には27億ドルに達する可能性があるようだ。